水中検査

我が国の水中構造物として石油生産ジャケット、掘削リグ、船舶、発電所の取水口、シーバース、橋脚、港湾構造物等があげられます。
厳しい条件下の構造物の安全を確保する為、保守点検の必要性があるものばかりですが、水中構造物の保全管理は少なく、保守点検の管理義務がない。
また水中作業での制約がある為か、検査実績が少ないのが現状です。

水中作業では様々な制約があります。

・水中での姿勢(水中では常に無重力に近い状態なので、浮力を考慮し作業する技術が必要です。)
・視界の制限(東京湾では視界が1M未満である事が多く、陸上のような視界は望めません。)
・潮流の変化(深度、海域で潮の流れは変化します。)
・潜水病の危険(気体が膨張し、気泡が血管に詰まる症状)
・潜水時間の管理(水深10m以上の業務に従事する際、決められた潜水時間を守らなければなりません。)

以上の点から水中での作業は、卓越した技術と豊富な経験が必要となります。その点で当社は蓄積されたノウハウを持っており、多様なニーズに対応する事が可能です。

水中超音波探傷検査

海洋、河川に構築された鉄鋼構造物等の溶接部の内部きずを検出します。
また肉厚測定により経年変化や減肉状態の調査を行います。

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水中超音波探傷検査

水中磁気探傷検査

当社所有の水中作業に対応した磁気探傷装置を使用して水中構造物の溶接部、応力集中部の表面や近傍の割れ、きずを検出します。

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水中磁気探傷検査

水中目視調査

水中で目視にて構造物に海洋生物の付着状況や外的損傷の有無を確認します。

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水中目視調査